2011年3月7日 大人になるっていいモンだ@日本橋 ふくべ

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霙まじりの雨が小降りになった月曜夜、かねてより訪れたかった日本橋の居酒屋へ。ふくべは昭和十四年に酒屋から転身した居酒屋で、店内は昭和三十九年に改装して以来そのままという昭和を味わえる貴重な店。この歳で初めて訪問しましたが、いやぁ素晴らしい。


元酒屋だけあって酒の品揃えは多いのですが、いわゆるナショナルブランド的な銘柄ばかり。しかし、しかーし。伊勢藤を始め、名居酒屋と言われる老舗には店主が惚れ込んだ一銘柄のみという店が多いではないですか。それらの名店の酒が、ここで味わえるのです。


雨の週明けのせいか、二〇時半に訪れカウンター着席に成功。入口近くで出入りが激しく寒かったけど、良席は常連さんのためにあり。先ず一杯はオススメの看板酒はカウンター奥に鎮座する菊正宗の樽酒、四斗が十日もたないそう。燗漬け所作、温度感、全て絶妙。


BGMもなく心地良い空気感で酒を楽しむことに集中できます。紳士的な常連さんとの会話も楽しめるし、肴も旨い。シメサバ、鯵の干物、はんぺん焼き、油揚げ、烏賊納豆と、居酒屋の王道の肴に嬉々。酒は二人で三合ずつ、しっかり食べて呑んで一人三千円少々。


つか、常連さんの多くが千〜二千円代の会計。酒全てが正一合で五〜六百円。酒のうんちくも言わんで済むし、常連さんもみな素敵だし。バーで愉しむような、酒場の楽しみの原点に出会えた気がします。帰り際女将さんが、月曜と土曜がおすすめよと。再訪は必須。
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by t-jack2121 | 2011-03-08 11:37 | 外で呑む。

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121