2010年 12月 14日
20101213トキドキシゴトネタ。
日中の最高気温がついにシングル、外は冬の雨〜と「氷雨」のサビが頭をグルグル、窓際の席は手足がほんと冷えますね。そんな月曜日、師走前半の過飲酒を反省し新規プロジェクトで依頼された讃岐うどん店の案件開始。ロゴデザインとショルダーも完了間近です。
ところで今、うどん粉を調べています。基本的に、香川県で流通しているさぬきうどん用中力粉はオーストラリアン・スタンダード・ホワイト(ASW)が殆どで、大手チェイン店はなまるうどんも使用しています(ちなみに丸亀製麺は国産小麦粉。違いがわかるかな?)
香川産は香りがよいが職人にとって製麺しづらいらしく、地元の個人うどん店でも採用しているのは少数です。最近では改良版さぬきの夢2009という品種の評判が良いのですが、生産量が少ないため、一部の店舗でしか味わえないそう。ちとマニアックな粉ッス。
で、なぜASWが日本で主流になったのか。西オーストラリア州の小麦がうどんに向く特性のある因子を持つことを日本人が偶然見つけたことにより、豪州が日本のヌードル市場に向け品種改良を重ねた成果なのだそう。同州農務省のマーケティング力と熱意の賜物。
それが約三〇年前のこと。戦前から昨今のさぬきうどんブームに至るまで、数十年間のに地元で好まれる味わいにも大きな変化もあったそうですが、どんなに粉が良くても、作る側の心身状態と環境で味も変わりますから、いつの時代も手打麺作りは大変ですねぇ。
さて、今度の店で扱う粉は「緑あひる」。オーストラリア産95%以上、強靭なコシとモチモチ感が特徴ですが、その特性を安定して引き出すのはプロでも難しいそう。その粉袋にあるマークがこれ ↓。いい感じの脱力系、こんな素朴なロゴマーク作ってみたいね〜。
ところで今、うどん粉を調べています。基本的に、香川県で流通しているさぬきうどん用中力粉はオーストラリアン・スタンダード・ホワイト(ASW)が殆どで、大手チェイン店はなまるうどんも使用しています(ちなみに丸亀製麺は国産小麦粉。違いがわかるかな?)
香川産は香りがよいが職人にとって製麺しづらいらしく、地元の個人うどん店でも採用しているのは少数です。最近では改良版さぬきの夢2009という品種の評判が良いのですが、生産量が少ないため、一部の店舗でしか味わえないそう。ちとマニアックな粉ッス。
で、なぜASWが日本で主流になったのか。西オーストラリア州の小麦がうどんに向く特性のある因子を持つことを日本人が偶然見つけたことにより、豪州が日本のヌードル市場に向け品種改良を重ねた成果なのだそう。同州農務省のマーケティング力と熱意の賜物。
それが約三〇年前のこと。戦前から昨今のさぬきうどんブームに至るまで、数十年間のに地元で好まれる味わいにも大きな変化もあったそうですが、どんなに粉が良くても、作る側の心身状態と環境で味も変わりますから、いつの時代も手打麺作りは大変ですねぇ。
さて、今度の店で扱う粉は「緑あひる」。オーストラリア産95%以上、強靭なコシとモチモチ感が特徴ですが、その特性を安定して引き出すのはプロでも難しいそう。その粉袋にあるマークがこれ ↓。いい感じの脱力系、こんな素朴なロゴマーク作ってみたいね〜。
by t-jack2121
| 2010-12-14 09:40
| 飲食店雑記。