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今年は過去にも記憶がないほど、暖かくて穏やかな正月三が日を過ごしました。年末はギリギリまで仕事に追われるも、大事なお取引先や気を使わない友人との忘年会のみを行い、大晦日にはオフィスの大掃除。お休みも賞味3日程度でしたので、ガッツリ休んだ気もせずスムースに仕事に入れそうです。


今月には郷里の母が80歳を迎え、6月には独立12年のひと回りめが完了(予定)。50代を過ごす友人知人のライフスタイルも変化が見られ、と同時にボク自身の公私におけるお付き合い方も変わってきた感じがあり。人生を走る抜けるこの早さは、まさにマッタなし。アレコレ考えることが多くなるのも年齢なり〜ですねェ。


昨年のブログ更新は過去最少、今年も相変わらずだと思います。健やかに慎ましく日々を過ごし、気が向いた折には何かを記しに此処へこようかと…。皆さまのご多幸を心より祈念しつつ、2016年をゆるくのんぼり歩もうかと存じます。
# by t-jack2121 | 2016-01-03 13:54 | ほんとに雑記。

独立オープン ふたつ。

10年前、ワインボトルに白ペンで格安のプライスを書き込んでみたり、グラスになみなみと注ぐ「がぶ飲みワイン」スタイルの発祥とも言われる裏銀座『ポンデュガール』グループで修行した方が、奥様の地元静岡に、昼カレー夜ワイン酒場の二毛作業態をオープンしました。たぶん、お小遣いで日常使いできるお店と思われますが、静岡にご縁のある方はぜし調査を。
★ワイン食堂ぐるまん


もう1軒。弊社お取引先でもある人気の四川料理店、新丸ビル『四川豆花飯荘 東京店』で開業時から料理長と支配人を務めたおふたりが独立。先月、京都に町家四川のコンセプトでオープンしました。料理長の遠藤さんはメディア露出も多く、多彩な人脈に揉まれメキメキウデを上げられたと評判でしたが、京都での和食材×四川の評価は如何に。それなりの価格かと思いますが、京都にご縁のある方はぜし調査を。
★町家四川 星月夜
# by t-jack2121 | 2015-12-09 11:38 | ほんとに雑記。
とりあえず10年は保たせようと創業してから、おかげさまで11期目の決算を迎えることができました。このブログを始めたのは結構忙しかった頃ですが、よく毎日飽きずに書いてたもんだ。でも、当時と比べると発信する、繋がるというアクションがSNSの普及でどんどん変わりましたね。他人様と自分の間合いや距離感が自分都合で保てなくなった。繋がろう繋ごうではなく、繋げられちゃってたんかいな?、みたいな。昨今、そんな気がしています。

8/1、今日は弊社12期目のスタート。かつ、亡き祖父の誕生日でもあります。ジイさん、生きてたら103歳かぁ。戦争引き揚げから事業を興し、稼いだ金は事業拡大と地域経済の活性、そしてフィリピン戦線で帰国が叶わなかった戦友の遺族との慰霊など、ダイナミックに生きた人(少ししか知らないけど)。遺産は会社の多額の借金というカタチで引き継がれたけど、それでも身近で尊敬できる唯一の人。だから今日は、郷里の夏の風景を想ったり、祖父の若き頃の時代を想像して過ごしています。


さて、東京の外食シーンは全体論からすれば活況を呈している模様。ですが、見方によってはブラックだったり硬直していたりオザナリだったり、業界内で見るとヤレヤレ感も多いです。SNSや評価サイトに怯え媚びるのもみっともないけど、なんというか、それ以前に基本ができていないのが創業20年以上の企業に多く見られます(当社比)。そろばんベースではなくて、もっと人間のカラダや自然の流れにそくした丁寧な商いを1店ずつやり続けるしかないと思いますが、やさしいんでしょね、幹部が。時代が時代ですきに。

新年度のスタートはバー酒仙堂。ラムを夏っぽくと所望し、出てきたのがオールド・ファッションド・スタイル。本来はライウイスキーで作るんだけど、ラムを使うとより角砂糖の甘さとの相乗効果で、よりこっくり感がでてうまい。柑橘のキレも大事な要素ですね。基本レシピを保持しつつも、あえて外してみる。新しくしたいんだけど、まず基本を学ぶ。和食の基本を知らない創作料理屋が(筆文字で読めないようなロゴ看板とともに)どどーっと溢れた時期がありましたが、いま、見事にございませんね。毎年、節目には同じ思いの原点回帰。バーの一杯で、考えていることがスーッとまとまることがあるんだから、不思議ですね。おかげでマスターに一杯ゴチしちゃったけど。

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# by t-jack2121 | 2015-08-01 12:39 | 外で呑む。

OLYMPUS PEN EE-2

中学高校の同級生が、主婦ながら女優活動をしています。ここ数年、年2回の公演を芝居好きの先輩と友人を誘い観つづけていると、劇団の進化や熟成がわかるようになる。思考や感性の深化が進み、間合いや味わいが演技に現れてくるのもトシならでは。毎度、観劇後に慰労を兼ねた食事会をしますが、そうした意見交換の数々が、異なる職業の友人同士に佳き刺激をもたらしあい、これが明日への活力へとつながってゆく。

とまれ、話題につきものなのが年齢のハナシ。先月、いまの仕事をするキッカケを作ってくれ、前職の社長にまで上り詰めた先輩が亡くなった。独立の理由に彼との対立があったものの、敵意や対抗心ではなく、ある種の励みにと位置づけた人だっただけに、悲しい以上に脱力してしまいました。とまあ同年代なら誰だって身の回りにひとつや二つある出来事ですが、明日は自分ごとになるかもしれないし。

定年前の54歳で自主退社した先輩は、遠くに住むご両親の医療介護のため定期的に帰郷しています。今後のことは時間をかけてゆっくりお考えになるよう。組織に縛られず自分らしい生き方を始めるには、老後の生活=オカネを気にせずにはいられないけれど、全力で生ききった先にある老後を思えば、今をケチケチしたくはない。そう甘くはないだろうけど、自分だけよければ的な生き方はしたくない。

女優業の彼女も、正月明けにお父様を亡くした。直後、お父様の郷里を題材にした芝居のオファーを受け、これも何かの縁と引受け取り組んでいるそうです。目立ちたい、売れたい、輝きたい。それが、誰かの役に立ちたい、次世代に伝えたい、代役を買って出たい。年を経て、役者をやる意味に変化も出てきたといいます。この国の将来を憂う2児の母、日常の不安や憤りを、芝居を通じ発したいとも。

劇場には様々な日々を過ごす人が集まり、舞台を観てそれぞれのココロの中で意図を汲み解釈していると思います。いろんなことがある人生だから、観ている間に様々な感情や想いが湧き出してくる。芝居は役者たちから発信されるのではなく、観る人と創られるものかも、と同級生に伝えました。観てて、しみじみ思ったもの。


先日、高知に住む母からアレコレ送ってこられた中に、旧いカメラがありました。量産型で特に珍しいものでもないけれど、昭和らしいフォルムに惹かれ、再利用できんもんかなとレストアを依頼し今日届きました。事前に買っておいた本革ストラップも装着。修理はネットで見つけた個人の方ですが、とてもよくしてくださって感謝。旧いフィルムカメラの修理は、下記にご相談されてはいかがでしょうか。

★昭和カメラサービス

ハーフサイズカメラは12枚撮りフィルムなら倍の24枚撮れるので経済的スグレモノ。残数を念頭に一枚ずつ丁寧にシャッターを切り、現像〜紙焼きまでの時間を楽しむ。自身の生き方も、少しアナログ化していこうかなと考えてみたり。つか、カメラに付着した押入れのカビっぽいニオイがどーにかならんかの。

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# by t-jack2121 | 2015-05-15 11:35 | ほんとに雑記。

BRUICHLADDICH SCOTTISH BARLEY

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プライベートで馴染みのお店とは殆ど仕事をしないけど、頼まれたら断る理由がない限り引き受けます。前は友達だから安くしてあげなきゃと思っていましたが、プロなんだから売るときゃキチンと売らないとね。日銭商売の飲食店とは異なるから、1度の取引を大切にせねば利益が残らない。でも、なんだかんだ弊社に投資した販促費は、おそらくウチ1社から自動的に回収できるくらい当該店で散財します。名刺を注文してくれる和食店など、納品ついでにランチした時点で赤字転落。いやー商売って大変。

本当はクリスマスカードを頼まれたけど、ワケあって寒中見舞いに変更。以前はマスターの写真を撮って構成したこともあったけど、今回なんとなくイラストで彼を描いてみたくなり、最近懇意にしている若手デザイナーに相談。なんとか寒中見舞いの時期に間に合ったけど、今度は店主が忙しくて発送を終えたのは立春の頃。それでも、届いた日に訪れたお客さんが2組、その後も「届いたよ」と伝えにくるお客さんが多かったことを聞いて、嬉しかった。店主になりかわり想いを込めて、役立つことができて何より@銀座「酒仙堂」。

おでんと燗酒の組み合わせも、そろそろフィナーレかな。冬のオツな楽しみもいいけど、〆はやっぱウイスキー、「ブルィックラディ スコティッシュ バーレイ」。春を待つかのような若き色合いがカウンターに映えますな。
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# by t-jack2121 | 2015-02-21 14:26 | 外で呑む。

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121