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図らずも、週に二度も同じ店を訪れるコトになったら・・・。「うれしいな、今日は何を出してあげよう」なのか、「あ〜また来たよ。今日は堕ちるなよ〜」なのか、馴染みのスタッフの表情を窺いつつ、前回訪問の所行をフル回転で思い出しながら席に座る。まー、なんとなく気恥ずかしいですね。ニヤニヤ笑っている顔を見たら「他にいくところないの? ウチも出禁だよ」と心の中で思われてないかな−って。深夜の裏銀座はLOが早くどこも空いておらず、いつも土下座して入れてもらっております。

で、裏メニュー。アシパルマンティエ風ピザ。普段はチキンポットパイに使うであろう生地にうす〜くマッシュポテト、&その上に梅山豚の挽肉とチーズをたっぷり〜の黒胡椒ガッツリ仕上げ。こうした、お客さんを飽きさせないようにとのシェフ提案には必ず乗っちゃいます。ビストロやバルの料理って和食の保有食材とは異なるのでアドリブしづらいようにも思いますが、同店の某OB曰く「やって差し上げようという気があれば、なんとでもなる」。要は完成度よりもキモチ、お互い感謝のキャッチボールを楽しむ。お客さんにとっての「ささやかな今日の悦び」は、そんな瞬間なのかも。とまれ、旨し逸品。

ま、こうしたネタを先にギブされると、もう一杯が二杯三倍と、お会計は鯉のぼりにテイクされること必至。返報性の法則って、やったもん勝ちなんです。どんな商売も「先出しジャンケン」の積み重ねが、ファンを作り、顧客に育て、ゆくゆくはエバンジェリストとなり、お客自らが新しいお客を連れてきてくれる(宗教か?)。受け手の側から供する側の自分をみる・・・PCや電卓じゃできない訓練。

かつてワタクシも、「最短で常連になる術」を実践しておりました。さすがに年を重ねるとアホ丸出しなので控え気味ですが、既に板についたカマボコ。若い頃に出会った飲食店主の方々は「マスター」と呼ぶに相応しく、その技術や人間性がとても魅力的で、お近づきになりたくって編み出した技。基本、店と客はイーブンな関係ではあるが、客の側も努力しないとダメだと思います。その意味では、会計が終わっても「ごちそうさん」のひと言を、言わぬ言えぬ男子婦女子の多いこと。そういう客人が「ねぇ、大将」と宣うの、百年早いわ。ま、店に迷惑をかけると言う意味においては、カウンターにキヲクを置き去りにするワタクシの方が上ですが。何か?
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# by t-jack2121 | 2015-01-31 12:01 | 外で呑む。 | Comments(0)

本日休肝

新年明けて10日、風邪をいただきました。
鼻水がとまらないし、菌の拡散防止の意味で外出せず休肝。

本年もよろしくお願いいたします。
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# by t-jack2121 | 2015-01-10 17:44 | ほんとに雑記。 | Comments(0)

SPANISH DINING Rico, GRAND OPEN

12月5日にオープンを迎えた取引先の新店舗。終わってみれば、あっという間。乗り切ってしまえば、次は余裕? 普通のシゴトだと、形あるものは納品した時からアレコレと反省や後悔の念を抱くものですが、今回のシゴトはそれがほとんどない。パーフェクトな出来なわけでなく、やりきった感があるわけでもなく、これからの長い取り組みの始まりで「ing」の中にいるから、なのかな。

最初にお話をいただいたのは3月くらい。数十ページにわたる社外秘の企画書をワイン酒場でチラ見したのが5月。イメージパースを見せていただいたのが6月末で、制作内容と予算策定を提案したのが7月末。弊社によるグラフィック&プロモーションのプロデュースが決まったのは8月の初旬でした。
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ロゴデザインのコンペを行ったのが9月。異例の2社採用に許可をいただき、フードとビバレッジを別々のデザイン会社に分担し、以後2ヶ月にわたりペーパーツールにWebサイト、デジタルサイネージ用のムービー制作など、企画した内容の9割以上に着手したものの、オープンを迎える中「未完の待機」もいくつか。それでも、やれることを熱いうちにリリース出来たわけで、それに対する後悔や反省は微塵なわけです。いや〜しか〜し正直〜、細かいところがウォーリーを探せ状態…。フフ…
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現場の総支配人N氏は、外食企業の大手に属しながらも、これまで当たり前だった社の出店方法を大きく見直し、社長直轄という自由度の高い立場で、ある意味「好きにやっちゃった」〜的にも見える。だが、あの部署に、その業者に、かの専門家に、みたいなこれまでの流れを断捨離し、自分が組んでみたい外部ブレーン(おっと、弊社もそのひとりやねン)を集めて新しいプロジェクトチームをつくった。億単位の投資ながら、パトロン的な鷹揚さというか、やってみなはれ〜的というか、よくぞ会社もここまで…な立派な箱でございます。

でも、その熱さがないと、設計会社も施工会社も制作会社も、身銭を切って休日返上の深夜営業などしないでしょう。ひとりの熱意がみなの創意と工夫を掻き立て、予定調和をぶっこわすアイディアが降りてくる。それくらい、氏の迫力は凄かった。惜しむらくは、その姿を見届ける同僚後輩がシェフただ一人だったことかな。ひとりくらいコピーを作っておかないと、会社のためにも。とまれ、ボク自身この取組みを通して、シゴト発想を転換するキッカケにもなりそうな予感がしています。
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いちど世に出て誰かの目に晒されたメディアは、その時点で新鮮でも斬新でもなくなります。次に繰り出すもので、どのようにワクワクさせようか? もう始まっている、だから「ing」。終わりがないというか、行き着くところはずっとずっと先だから、終わることができない。今ボクの中にあるこの感覚を、弊社の取引先店舗すべてにインストールしなきゃ!とまで思っています。ただ、大きかろうが小さかろうが、その店を想い愛し続けてくれるマネジャーがいてくれてこそ、なんですけどね。裏銀座の繁盛店のみんなは、毎日そんな感じですもん。

経営は「とんかつ さぼてん」のグリーンハウスフーズ。設計デザインは東南アジアでも評価の高いドイルコレクション社が担当。グラフィック関連はノーチェグラフィコ社&オペレーションファクトリー社が分担。ドアを開けた時や、電話予約する時に「ゾクっ」とするようなお店。に、なってくんないと困るな〜。
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# by t-jack2121 | 2014-12-07 12:59 | 外で呑む。 | Comments(0)

Val Tidone Rosso Il Vei

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連休明けの今週、火曜は取引先との懇親会、水曜は友人の誕生会、木曜は知人の新店舗レセプション、金曜はオープンを1ヶ月半後に控えたスパニッシュの試食会。いやー、ヘヴィでした。このところの運動不足のせいもあり、8月に3キロ痩せたのが2キロ戻っちゃった。ということで、土日はウォーキングしっかり、11食のプチ断食を行います。あー、言っちゃった。でも夜はしっかり食べてちゃんと呑みますけど。


金曜の試食会、終えた余韻をひっぱって「テルミニ」。虎に3タテを食らい終わったなーって、いやここからでしょーって応酬しながらいただいた赤のトルボー1.5リッター「ヴァル ティドーネ ロッソ NV イル ヴェイ」。自然派の地酒、ランブルスコのようなシュワシュワの微発泡感、マグナムでもすんなり空いちゃいそうなおいしさ。グラスで開けて大丈夫?と聞いたら、一週間くらいかけて味わいがどんどん変わっていくそう。ピッツァなんかで楽しむのもよさそうね。


というふうに、テルミニに行ったら緑の帽子をかぶったタカギくんにたずねてください。ワインとジャイアンツと伊豆大島に詳しい♂。


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# by t-jack2121 | 2014-10-18 12:42 | 外で呑む。 | Comments(0)
先日、前職の後輩と数年ぶりに逢いました。出会った時20代前半だった彼女も不惑なお年頃、今は某TV局のお取り寄せ番組でバイヤーをしています。築地市場が担当だからニアミスは多いものの、用がなければ逢うこともなし。されど、たまに声をかけりゃ二つ返事で来てくれるの有り難し。前職は女子多勢の会社だったので、今でも一杯行く?と声がけするのは女子ばーっか。メシ屋を予約して先に店で待っていると「今日はどなたとですか(笑)?」とか「先日の女性は(薄笑)?」とか。まー悪い気はせんけど、腹を割って話せる後輩男子がいなかったのは残念。寂しい老後になるのかな・・・イヤイヤ、おねぃちゃんが多い方が楽しいに決まってる。

ということで、この夜も後輩女子デザイナーを連れての反省会+相談会。不惑だし、はよ嫁にイケ、といってもネコ飼ってちゃ婚期も逃すで、とか言いながら築地にある「文化人」という蕎麦店へ。ここ、夜は呑めるので度々お世話になっています。唸るような酒肴がでてくるわけではないけど、ワイン肉肉ワインという夜ばかりじゃ辛く、日本酒に板わさ的なノリもカラダには必要だし、細めの蕎麦もおいしい。だから21時半までに仕事が終わる時はダッシュで一杯、みたいな。そんなことで顔なじみになり、事務所にある酒を持ち込んで良いか訊ねたら快諾を得られたので、半分あげることを前提に1本持って行きました。

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宮城県登米市で、食味Aランクのひとめぼれを作る「愛情倶楽部」さんから、この春にいただいたお酒を事務所でじっくり寝かせた自家製の秋あがり。その愛情倶楽部さんからは高知の母と事務所用に、定期的にお米を取り寄せています。いつも野菜を同梱してくださるので御礼に宿毛のちりめんじゃこを送ったら、そのお返しにとお送りくださった。酒好きだってことをメールでこつこつアピールしていた賜物でしょう(失礼)! 愛情倶楽部の池田さん、ありがとうございます♪ やっとこさ呑むことができました〜(涙)


★ おいしいひとめぼれ、愛情倶楽部さん


石越酒造「澤乃泉 特別純米 生」は磨き6割の特別純米。冷たいうちは喉ごしがよく、後から旨味がふわりとやってくる。常温近くで開きはじめた中太感は、ぬる燗にすると別モノのような甘みとボディに変わります。そのあたり、燗冷ましにまでも持続するかのよう。生酒は冷たくしなきゃ、とカタイ頭のスタッフのおねーさん、燗にしてオドロいてました。お酒との出会いの評価は、その一瞬ひと口で決まるもの。温度帯による味わいがこうも違うのか〜を知ると、料理やアテとの相性にも想像がふくらみます。


利き酒師の資格を有するお店も多くありますが、わかってないな〜的な方の多いこと。ま、あれは講習受けてオカネさえ払えば取れまるものなので、経験豊富なオッサンには不要かと。隣席のお客さんにもおすそわけ、店主とスタッフにと半分を残し颯爽と店を後にしたものの…。あれ以上呑むと蕎麦の笊に顔が堕ちるやも…と後悔打ち消し帰路健全、文化人さんありがとう。


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# by t-jack2121 | 2014-10-11 09:28 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121