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神田で働く後輩にシゴトを依頼しに淡路町へ。そ、センパイがわざわざ出向くのですよ。で、この淡路町駅、ホームで降りる位置しだい出口しだいで、ホーム1往復+階段昇降ぶん歩くことになるから面倒ですね。大江戸線ほどではないにしても、向こうっ方に改札口が見えるのにプラス3分はあるいて徒歩歩。とまあ、いつもなら後輩を強引に弊社へ来させて、裏銀座あたりをロイロイ引きずってセンパイ風をふかすボクですが、たまには行ってやるか〜と思ったのは訪れてみたい店がマーチエキュート神田万世橋にございまして。

しかし目当ての店はウエイティング。先ず呑MTGすることにし、同施設2Fの「N3331」という和酒もあるバーへ。駅があったころのホームへの階段か、旧き佇まいがナカナカ効果的な動線。運営者が秋田県出身らしく「秋田NEXT5」を中心に十数種程度をラインナップしていますが、お値段チト高め。ところで、この店の特徴は何と言ってもその立地。旧万世橋駅ホーム跡なのですが、中央線の上下線のちょうど間に位置しており、店を挟む両側の際を電車がぎゅわーんと走るハシル、鉄ちゃんシビレルでホンマ。あと感心したのはネーミングの数字、江戸一本締めの拍子だもんセンスあるなあ。「N3331」
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さて、やっと空いた目当ての店とは。“フランスおでん”を看板料理に小岩で創業して一躍人気店となり、今回のプロジェクトで神田に移転したという「Le Petit Kanda」。神宮前にある世界の朝食が一日中食べられる店「WORLD BREAKFAST ALLDAY」も姉妹店。興味を持ったのは、外国人バックパッカー向けに日本の日常生活を体験してもらおうと、日光の古民家を再生した宿を提供するデザイン会社の運営だったから。そして独創的な発想を持つデザイン会社が10坪20席程度の小規模店をどんな風につくるのか見たかったから。

「日本料理に興味を持つフランス人シェフが、見よう見真似で日本の居酒屋メニューを作ったらこうなったという設定で、フランス的に解釈された居酒屋メニュー」(Webサイトより抜粋)というコンセプトが、いま取り組んでいるプロジェクトみたいで(実際は丸っきり違うが)どんな供され方がされているか興味津々。そのフランスおでん(1200円)は欧風というよりもちょっと中東風の香りさえ感じます。詳細はル・プチ神田のウェブサイトを、似非フランス人風のキャプションがコッケイです。「Le Petit Kanda」
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あと、迷わず注文したのがソース焼きそば(1000円)。出てきてナルホド、パスタのキタッラ麺をイカスミソースで仕上げたもの。こんなのもありだね、つかネーミングの勝利。二軒目かつLO間際だったので白のトルボー1本で仕上げたけれど、ちょいメシには使い勝手が良さそうです。実際、女子率7割の店内、お一人様需要もアリアリ。店の品書きはマジ日本の居酒屋そのまま、そのイメージを残したまま見たり食べたりすると違和感アリって、それも計算のうちかな。初体験客に刺さる小規模店の創意工夫、アイディア満載で勉強になりました。
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by t-jack2121 | 2013-11-16 11:36 | 外で呑む。 | Comments(0)
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カウンターに座れば、まず小麦酒を注文。お通しが供され、料理を選び、佳き酒を訊く。その初動を察知し、すっと目が合ったりすると、今日はいけそうだな〜とワクワク気分になります。それが、目の前の料理長ならモアベター。カウンターって、楽しんでもらおうオーラの有無がよくわかる場所に思います。せっかく仕入れて仕込んだ料理を、食べずに帰ってもらうわけにはいかない。「ご来店感謝の氣」とでも申しましょうか、お店全体に漂う包み込むような歓待オーラって、ある店には在るのです。

カウンターの立ち上がりって、厨房から見るとホールとの境界線。見られているという意識がないと、防御壁内的安心感なのか、たまに仕事と関係のない話をしている光景を見ることがあります。昔はしゃがみこんでタバコを吸う輩もいたなぁ。レイアウトがクローズドキッチンなら、接客はホール担当に任せ喋らなくてもいいし、そもそも見えないから何やってんのかもわからない。でも、わざわざカウンターを設えて客をお迎えするなら、それなりに演じてほしいもの。できなければ日々練習。恥かいて、冷や汗かいて、毎日練習するしかないと思います。


一年ぶりの中野駅南口、レンガ坂あたりは小粒の店がイロイロと増えていました。使い勝手の良さげな和洋のバルがいくつか並ぶも、わりと繁閑がハッキリしていた。そんなエリアの一本裏手路地に一軒家の店を見つけました。「ワイン蔵 BANKAN」、日本ワインをメインにした小料理屋風の店。造りは和のテイスト満載、古民家再生というほどではないが、ちろりでホットワインを供するなど楽しませる工夫はアリそうです。1-2階併せて約11坪20席、店主、料理長、アルバイトの3名で。

ここはオープン半年ほど。初めて客のボクらですが、カウンターに座った目の前の料理長はコチラへの関心が薄いな〜と、彼のレスから感じました。洋風おでんがあって、さっと通していただくハマグリが目の前にあって、「いいなあ」とつぶやいても、彼と視線が合わない。仕方なく階段際で待機する店長に声をかけ、テキトーに頼んでやりすごしていると「そろそろ今のは飽きたから、季節メニューでも作ろうか?」、なんて料理長とバイトの会話が丸聞こえ。ヤレヤレ、おでんは秋冬に投入したんでしょ、こっちオススメしてくれないのかねぇ。なんて頃合いに遅れて2名が参加、彼らを引き連れて二階テーブル席へお引っ越し。

二階では店長がサーヴしてくれたおかげで、何とか場の持ち直しに成功。「出汁感のある赤ワインがおでんにオススメですよ」って、トルボーのチョイスが良かった。彼には自身が摘んだ葡萄で醸造したヌーヴォーも紹介していただき、日本ワインへの愛情もたっぷりだなあと感心しつつ、モッタイナイなあと。このままでは使い勝手が微妙なままであるぞよと。店長と料理長、仲良しを超えて、より高いレベルで切磋琢磨しあえばイイ店になると思うんだけど、いまンとこ近所にあったらデコピンものですな、シェフは。(笑)
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by t-jack2121 | 2013-11-15 09:05 | 外で呑む。 | Comments(0)
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築地警察署と中央区役所の間にある「蔵葡(くらぶう)」は、日本ワインと日本酒の両方が充実したお店。外食業界ではちょいと知られた千葉市の「いまでや」という酒屋が経営しています。酒屋だから、鮮度管理もウンチクもしっかり。つっても、ほとんど(特に女性)のお客さんは、ワインワインワイン。


おばんざい5種盛り880円、2〜3名で〆の酒二杯ほどやるにはちょうど良いサイズ。つか、安い。酒は全て純米以上、半合400円〜とまあお手頃で、この夜は栃木の仙禽を冷酒で、のち石川の菊姫をぬる燗にして〆た夜。カジュアルにちょっと使いしやすい内装ではありますが、カウンターの隅っこで、あらふぃふオヤジがぬる燗を手酌…というのは絵になりませんねーって、ちと寂しい。
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by t-jack2121 | 2013-11-08 11:19 | 外で呑む。 | Comments(0)
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この店に行くと売り物の酒はほとんど呑みません。マスターは自分が呑みたい酒を買い、呑ませたい客と一緒に自身も楽しむ。そういう仲間の一人に加えてもらっているわけですが、おかげでボクも、ちゃんとした晩ごはんに行くというよりも、オヤジが元気か確認し新たに仕入れたうまい酒を訪ねて行く感じになりました。還暦を過ぎてなお、オヤジの酒に対する感覚は進化しているような気がします。ま、毎日呑んでりゃね〜っ。


〆の麺の一杯がひとりで食べられないもんだから、中高年の常連同士がシェアして食べているおかしな光景。ワイン酒場やバーには縁もなく、女将のいる小料理屋を基本線とし、追い出された後の〆の一杯を求めやってくるようなとっつぁんたち。そういう方々と話し観察するのも悪くない。虎ノ門にいた頃、酔っ払ったビジネスマンや役人をたくさん見て来ましたが、似たようなもんです。自分もね。


「天満月(あまみつき)」。昨晩の酒は、静岡の銘酒「正雪」の限定ヴァージョンとか。純米大吟醸だし、甘めの口当たりではあるのだけれど、喉越しにキレもありシュッとした印象。それにしても佳き名前ですね、空いっぱいに広がる満月という意の天満月。冷蔵庫でなく今の時期の外気温くらいが、上品で甘い果実香やふくよかさが解けるような気がします。上等な酒をいただいたおかげで、〆一杯をガマンできたので、とってもヘルシーな曇り空の夜。マスターにはそろそろ、燗酒の愉しみも覚えてほしいなぁ。
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by t-jack2121 | 2013-11-07 11:48 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121