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ある方のご紹介で某社を訪問、前職時代に大変お世話になった先で実に20年ぶり。当時は制作料金の価格破壊を率先していたこともあり、同業者から非難轟々の存在でしたが、低コスト化を歓迎する先方の意向に沿い取引は順調に増えたものでした。現在も前の会社がしっかりやっているのにナゼ?と訊くと、クォリティに若干の難を感じているので業者切り替えの良いチャンス…てな情報を紹介者がキャッチし場を設けてくれた次第。面談者はむかし呑んだこともある顔見知りの出世頭の女性。


で、話を訊いてみると半分は想像どおり。要するに想像を超えた低予算に声をかけた企業がみな引いてしまっているわけです。簡単な作業だから〜と言われても、その程度なら現状のママが良いし、その予算(弊社比半額以下)では十分な内容。飲食店が、食材の個体差や部位、産地やロットにより仕入価格に差があるのと同様、ボクらの価格にも理由がある。それを考えるとよくやっていると思うし、むしろお客さん自身が低予算スパイラルに嵌っている気も…に加担したのは過去のボクらか…。


とまれ、先方の徹底ぶりというか、広報業務ながらその領域の広さと責任の重さは大変に勉強になりました。20年前から知る同世代の方がブレずに積み重ねてきた仕事そのものがブランディングなんだなと。ターゲットに合わせた広報宣伝の企画力など企業姿勢には大いに共感できるのだが、現実問題、意に沿えるほどの企業体力は持ちあわせておらず。面談後@西新宿Cafe89、シブいキブンをカワイげなカプチーノでごまかすオトナたち。
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移動中、久しぶりに新宿3丁目ベネツィア料理の「イル バーカロ」でランチ。この店では選べる野菜スープが大好きだったんだけど、久しぶりにいただくとショボいのなんの。具材感がなく味も薄っぺらでプラス300円の価値がない…一体どうしちゃったんだろう。格安で立ち呑みできるバル併設の良さもあり、こんなことで心理的な距離ができてしまうのはモッタイナイです。系列店も多いし、企業ズレしちゃったのか。のちジェラートのプロモーションMTG、なんだかイタリアが続く一日。


ついでに夜も銀座「テルミニ」、図らずも昼夜のイタリアン。ここでも"ベネツィア風"の文字に反応、前菜盛りをオーダーすると珍しく全部が魚介、しかも1種アドリブでおまけも。それぞれに工夫が凝らされた秀逸なアテ、これにワイン3杯カックラキンでランチの不満をブッ飛ばし。ところで、テルミニは来週末に3周年だそうです。たしか、オープンした日は七夕だったかな。最初はお客が来ないと嘆いていたのに、今じゃ儲かって仕方ない店になったでしょ。若いスタッフも増えたけど、まだ3年、ゼンっゼン青いわ。
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by t-jack2121 | 2013-06-26 07:35 | 外で呑む。 | Comments(0)

20130613 無愛想のマスター

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八丁堀にある馴染みの長崎ちゃんぽんの店「無愛想」。マスターに頼まれた仕事があり、個人経営店の月商に見合うプランを考えた手作りの提案をしてきました。プライベートごはんの店で仕事するのは限られていますが、閉店後にイロイロ話すことがマスターの息抜きになるのか、そういう深夜の付き合いを積み重ねる内に少しだけ、彼の人生に関与するようになりました。「無愛想のマスター」は「無愛想なマスター」ではありません。常連の中じゃペーペーな私が言うのもなんですけど。


昨夏倒産した会社から店舗を譲り受け、それを機に長崎愛を深化させ(彼、北海道出身)、住まいを店の二階に構えて残り人生の全てをかける還暦超のマスター。夜はひとりで店を仕切るので、客の側が気を使わなきゃいけないシーン多々。最初からビールを自分で取り出し栓を抜いたボクは、仲良くなるまで時間はかからなかったけど、そういう店はガマンならんってお客さんも少なくないと思います。ぱっと見は店名のとおり無愛想かもしれないけど、元ホテルマンのマスターのは言葉遣いも振る舞いもキチンとされています。


おいしい野菜と酒を常に探し続け、お客のカラダを思いつつシコタマ?呑ませる。見返りを求めず、まずギブしちゃうのは個人経営店のオヤジならでは。でもそういうオヤジが昨今の酒場では稀少なので、昔ながらの風景を求めボク夜な夜な足を向けている。若い人とは違ってこの先の時間は限られている?という、ソロソロ自分も仲間入りしそうな世代への想いも否定できません。まーそういうマジな話は少しだけで、いつもどおりキヲクが飛ぶような日が積み重なったいくわけです。


長崎直送の練り物を含む10種類以上の具材、毎朝6時から仕込むコラーゲンたっぷり自慢のスープ、本場のやわらかモッチリの太麺。無化調だからパンチに欠けるかもしれないけど、栄養バランスのよい一杯完結の理想形。これを食べたくて店に行くんだけど、いつもマスターは勝手にアレコレ作るので酔って辿りつけないこと多々。日本酒は結構ありますよ、売り物よりもイイ酒が振る舞い用に。(写真は仕事の成果のイチブ)
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by t-jack2121 | 2013-06-13 20:48 | 外で呑む。 | Comments(0)
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名刺の減り、早いですか? というのも、仕事柄たまに名刺やショップカードも作るのですが、リピート発注のたびにイロイロ想像しています。先日、某店からショップカードの再注文をいただき調べたのですが、前回1,000枚を納品したのが18ヶ月前。80席の店で月平均56枚、1日2枚。一方、開店3年目を迎えた12席の店では月平均100枚、1日4枚。前者は企業系、後者は個人経営という違いがありますが、如実に現れた数量差は、意識か熱意か、それとも覚悟か?


カードは入口手前、テーブルやレジの脇、トイレ等に設置するのが一般的でしょうか。店を気に入ると能動的に探す方が多いですが、意外と設置されていない店も多く、その時は直接スタッフに声をかけるのでしょう。会計の際にお釣りや領収書と共にスマートに渡したり、エプロンに忍ばせておいてスッと出されると印象に残りますね。その後味の良さが全体印象の向上にもつながるからなあ。


昨晩は築地にオープンしたワインバル「VISTA」。日本ワイン(日本の葡萄を使い日本で醸造したもの)を軽めのイタリアンで楽しむお店。それなりの席数なのに店長ひとりで仕切ってて大変でしょーと訊くと「月曜夜を甘くみてました」だって、バイトのシフトが組めなかったのかな。22時過ぎで先客二人だから難なく回っていたけど、のち3名7名の来店でてんやわんや。がんばってください。


グラスワインは450円から、フードも手頃でペペロンチーノとか700円しないので、一人あたり3千円台でした。あとから気づいたけど、会計で領収書をもらおうと名刺を渡したら、黙って持っていかれちゃった。今度逢ったらひと言伝えとかなきゃな。つか、覚えているかな〜。とまれ、ご近所に引っ越された先輩のゴハン処のひとつになるのだろうか。

築地 VISTA
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by t-jack2121 | 2013-06-11 19:54 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121