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怒涛の9月が間もなく終わる月末。頼んだ見積りが高すぎたので断った相棒氏に業者から電話がありました。彼は、価格ではなくウチにしかできない仕事で貢献しますからと、半ば上目線で言ったきたそうな。それが悲劇のはじまり、相手が悪かった。久しぶりに見ました、全盛期さながらの切れ味スルドイ返し技。そんな相棒氏の返答に討死したのか、無言の間が漂う深夜の弊社。うーん。とってもホラーチック。


取引先への提案は、見方を変えればとても僭越なこと。知人の会社では、飲食現場の経験がないコンサルが、経営幹部に対し業態のあり方から味付け、販促に至るまでの全てを指導しているそうです。たぶん得意分野はマーケティング。「お客様目線で」「女性が喜ぶ」「ヘルシー」なんて話から入るとベテランシェフたちはタジタジになっちゃいますよね。でも、こんなことを何年も続けていて良いのか、他人の手に自分たちの会社の将来を委ねていて良いのか、と思わないのか。他人事ながら悶々。


優秀なコンサルは、自分がいなくても良くなる状態を早く作れる人だと思います。高額で雇われる自分の経費を意識し、質とCPの高い仕事ができる人。そう、日経レストランの「マサ」みたいな。ボクも独立したての頃は企業の会議に毎週参加し、パワポを使った資料を手にMTGしていましたが、今はほとんどありません。机上での意思疎通や確認作業は大事ですが、キホン問題課題は現場にあります。預かる人のやり方に任せ見えなくなっていることもあります。そこに鋭く楔を打ち込めるか否か。長い時間をかけて失敗ばかり重ねてくると、理屈でなくモノに頼らず、実践が全てではないかと思う今日この頃です。


金曜の晩メシはほぼ24時近く。ヤリイカとドライトマトのパスタ、それに白ワイン。この時間を一人で仕切る女性シェフH嬢のパスタはとてもおいしい。なぜだ?と訊くと、私の愛を込めてます、だって。そーかそーか。深夜に良質なごはんが食べられる店は希少なので、この二日は2Fと1Fを連チャンしちまった。木曜夜はプレゼン前の景気づけでカッと呑み、金曜は反省会でしっとり呑む。やりきった開放感と空腹を満たすには深夜の静かな雰囲気が好み。銀座テルミニ、店主は2FのGiginoに転勤、どちらも深夜がオススメです。

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by t-jack2121 | 2012-09-29 13:47 | 外で呑む。 | Comments(0)
牛角がコロワイドに買収されるそうです。どうでもいい話題ながら、経堂にある「牛鉄」という焼肉屋を思い出しました。牛角ができる20年前からあるお店で、現在は7店舗。カルビ1人前380円は牛鉄が最初だし、ネーミングもなんとなく似てるし、当時思いましたもん、相当ベンチマークされたんだろうなあって。今年潰れちゃいましたけど、FCシステムで大儲けしたベンチャーりんりんみたいな会社に。


アイディアを出し寝る間を惜しん重ねた努力を、ゴソっと大手に盗まれ「当社が元祖でございます」って顔をされるのは珍しくない。個人店だってマネッコは日常茶飯事で、ワインをこぼすとか、ボトルに値段を書くとか(A生さんも困ってるし)。わざわざテーブルPOPでアピールする店もありますが、ホントの元祖ならそんなことしませんよ。トシをとるとそんなゴリ押しな店に出会うと辟易。売りもんはそれしかないのかって、ね。


分かる人はわかってくれる。お客をトリコにする個性と、お客を大切にする真面目さと、お客に可愛がられる愛嬌、その3つがあればお店は何とかなります。武器は大事だけど、武器に頼り過ぎないこと。目の前のお客がファンになるよう絶えず楽しいことを考えつづけること。飲食店の経営って、ホントはすごくシンプルなものでしょう。それが大企業だと人は入れ変わるし、目標は数値化される。おまけに上場するとステークホルダーがなんたらと言いつつ社員の業務は激増するし、本来価値がどっかにいっちゃいかねないし。



話は変わって金曜夜、今日は休肝します。そこで晩ごはんは「高知のところてん」。土佐のところてんは、冷たい鰹だしをたっぷりかけ飲み干せるのが特長。たぶん、日本じゃ高知(と四国の一部)だけではないでしょうか。特におろし生姜がポイントで、小ねぎも添えるとちょっとした軽食に。暑い夏の漁村から生まれたローカル食は、昔も今も、土佐っ子には欠かせない夏のファストフード。そんなところてんが、ボクは大好きです。


昭和40年代。夏になると、冷えたところてん満載のリヤカーを引いたおばちゃんが、子供たちが遊ぶグラウンドや3時休憩の工場等に売りに来たものでした。ブリキの水槽に大きな氷、そこに浮かぶ大きさの異なるところてんの塊。20円・30円・50円と、子供の小遣いに合わせて買えるよう小分けされているワケです。それを目の前で突いて、たっぷりとダシ汁をかけ、好みの薬味を添えていただくシステム。忘れがたき懐かしのキヲク。

漁師の奥さんたちの貴重な夏の収入源だったところてん。いまは銀座まるごと高知でパック入りで売られています。夏も終わりだけど、ぜひお試しを。

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by t-jack2121 | 2012-09-07 23:38 | ほんとに雑記。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121