2012年 03月 13日 ( 1 )

飲食店の販促企画の会社にいた頃、某ホテルの最上階ラウンジで、食べ物飲み物を五品選べて二千五百円という企画の販促に携わりました。当時、五時からオトコの〜♪のCMソングが流行っていたせいか、5に掛けて五時から五百円で五品。ホテル業界ではやっちゃいけないプランだと話題になった記憶がありますが、そこでボクは館内での告知ツール制作を担当していました。


スーパー◯◯◯っていうプラン名称だったので、冗談でスーパー◯ンのタイトルみたく3Dでやりますかと課長に提案したら、何とそれが採用。今思えば、デザインの秀逸さというよりも良い違和感で目を惹いたからでしょう。格式張ったホテルにはサラリーマンの小遣いで呑める空気がなかった時代、ありえない企画なんだから、徹底的にありえない方向でとの判断が大成功。


商業デザインの役割は、行きたい買いたい心にスイッチを入れることであり、そこから先は店側のシゴトです。来てくれたらコッチのものと、当時のホテルマンたちは嬉々として接客に励んで全てが噛みあった思い出があります。違和感が有効だとか、企画がオモシロイとかって最初の一回だけかもしれないけれど、飲食店では万策尽きるということは無いんじゃないでしょうか。


商品ポテンシャルを上げ、お客に価値をキチンと伝え、後味よくお帰りいただく。企業でも個人でも、その型をもっている店は強いなあと思います。刺身のツマがステキだったり、付け合せ野菜が皿ごとに違っていたりって、料理が好き以上に客を思ってくれているなあと感じたり。接近戦で勝負する店はまだやり抜いていないことが多いはずで、毎日ほんの少しでも何かをね。

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by t-jack2121 | 2012-03-13 11:36 | 飲食店雑記。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121