SPANISH DINING Rico, GRAND OPEN

12月5日にオープンを迎えた取引先の新店舗。終わってみれば、あっという間。乗り切ってしまえば、次は余裕? 普通のシゴトだと、形あるものは納品した時からアレコレと反省や後悔の念を抱くものですが、今回のシゴトはそれがほとんどない。パーフェクトな出来なわけでなく、やりきった感があるわけでもなく、これからの長い取り組みの始まりで「ing」の中にいるから、なのかな。

最初にお話をいただいたのは3月くらい。数十ページにわたる社外秘の企画書をワイン酒場でチラ見したのが5月。イメージパースを見せていただいたのが6月末で、制作内容と予算策定を提案したのが7月末。弊社によるグラフィック&プロモーションのプロデュースが決まったのは8月の初旬でした。
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ロゴデザインのコンペを行ったのが9月。異例の2社採用に許可をいただき、フードとビバレッジを別々のデザイン会社に分担し、以後2ヶ月にわたりペーパーツールにWebサイト、デジタルサイネージ用のムービー制作など、企画した内容の9割以上に着手したものの、オープンを迎える中「未完の待機」もいくつか。それでも、やれることを熱いうちにリリース出来たわけで、それに対する後悔や反省は微塵なわけです。いや〜しか〜し正直〜、細かいところがウォーリーを探せ状態…。フフ…
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現場の総支配人N氏は、外食企業の大手に属しながらも、これまで当たり前だった社の出店方法を大きく見直し、社長直轄という自由度の高い立場で、ある意味「好きにやっちゃった」〜的にも見える。だが、あの部署に、その業者に、かの専門家に、みたいなこれまでの流れを断捨離し、自分が組んでみたい外部ブレーン(おっと、弊社もそのひとりやねン)を集めて新しいプロジェクトチームをつくった。億単位の投資ながら、パトロン的な鷹揚さというか、やってみなはれ〜的というか、よくぞ会社もここまで…な立派な箱でございます。

でも、その熱さがないと、設計会社も施工会社も制作会社も、身銭を切って休日返上の深夜営業などしないでしょう。ひとりの熱意がみなの創意と工夫を掻き立て、予定調和をぶっこわすアイディアが降りてくる。それくらい、氏の迫力は凄かった。惜しむらくは、その姿を見届ける同僚後輩がシェフただ一人だったことかな。ひとりくらいコピーを作っておかないと、会社のためにも。とまれ、ボク自身この取組みを通して、シゴト発想を転換するキッカケにもなりそうな予感がしています。
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いちど世に出て誰かの目に晒されたメディアは、その時点で新鮮でも斬新でもなくなります。次に繰り出すもので、どのようにワクワクさせようか? もう始まっている、だから「ing」。終わりがないというか、行き着くところはずっとずっと先だから、終わることができない。今ボクの中にあるこの感覚を、弊社の取引先店舗すべてにインストールしなきゃ!とまで思っています。ただ、大きかろうが小さかろうが、その店を想い愛し続けてくれるマネジャーがいてくれてこそ、なんですけどね。裏銀座の繁盛店のみんなは、毎日そんな感じですもん。

経営は「とんかつ さぼてん」のグリーンハウスフーズ。設計デザインは東南アジアでも評価の高いドイルコレクション社が担当。グラフィック関連はノーチェグラフィコ社&オペレーションファクトリー社が分担。ドアを開けた時や、電話予約する時に「ゾクっ」とするようなお店。に、なってくんないと困るな〜。
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by t-jack2121 | 2014-12-07 12:59 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121