20140123 春鹿 純米吟醸 封印酒

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軽やかすっきり、ただ呑み応えという点ではキヲクに残るほどでもない。春鹿という酒には、そういう印象をもっていました。それはたぶん、年齢が今より若く、エネルギッシュな生生や、どっしりした豊潤系の酒を求めていた頃の、先ず一杯として呑んだ時だからかも。アル度18度超に嬉々とした時期がありましたもん。今でも好きですが、時に小さな氷ひと粒を入れたくもなる。舌もカラダも少しずつ変わってきました。

この酒は15度。かつての印象に違わず、透明感のあるスッキリきれいな酒ではあるが、ストレスなくいただける。ネガな言い方だと、薄っぺらい水みたいと片付けられがちですが、さにあらず。丁寧なつくりの滴の中に潜む、仄かな香りや上質なうま味、そして水質の良さを感じた時、それがこの酒の真骨頂なのかなあと大いに認めてあげたくなるよう、なんて。

同じ店の同じ顔ぶれも、抜栓された瓶によって場の空気や会話のトーンは変わるもの。あぁ、今日はこんな風に、カラダにじわじわ浸透していく感じがイイなあと、ちょっと落ち着いた気分になれたり。この酒をいただけたからこその想いだなあと、その時は思わなくてもこうして書きながら思い出すのも悪くない。なんのこっちゃね。


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by t-jack2121 | 2014-01-24 11:03 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121