20140120 若波@代々木「慎」

b0166747_21352686.jpg

丸ノ内線の西新宿駅直結のビルで、取引先の新規オープンのレセプションに参加。のち、西新宿駅から都庁〜京プラ経由で甲州街道まで、地下道のみで行けることを発見したんですけど、歩いたことある人います?  えらく時間はかかるが、そう機会もないだろうと、歩いてみた。意外と階段の昇り降りが多く、距離<時間という印象でした。で、歩いた理由はおいしく酒とうどんを楽しむためで。


代々木「慎」。この店の麺生地は香川から直送しているのですが、その出元はボクもよく知る会社。関東では数店舗に卸されており、うち5店舗以上で食したボク個人の麺線に対する評価は、この店はトップクラスの出来栄えだと断言します。注文してから麺線するため、供されるまでちょいと時間がかかりますけど、待つだけモチモチ感(釜揚げ)、コシ(水締め)、喉越しが味わえます。


讃岐の人が食べたら、地元とは違う東京アレンジやろ、と言うかもしれません。酸味やエグミが際立つ味を好まず洗練された旨味を求めるため、そっち寄りに舵を切っている印象。本場の香川にも洗練したうどん屋が増えていると言います。新しい価値を追求するうどん屋でないと生きていけない。地元を知る人は安く郷里の味を〜というけれど、やってる方はたまらん。安いのにも、高いのにも、どっちもちゃんと理由があるんやって。どっち選ぶといったら、苦労してうまいうどんを作り、ハイリターンで報われたいですもんね。


だから、この店では麺生地を讃岐の工場に委ねた分、ダシと天ぷらや盛り付け方、酒の肴と器類に力を注ぐことで収益力の向上に成功しています。夜や週末の昼間にはさくっと2〜3千円使う顧客が多く、セルフうどん店に比べると信じられないほど付加売上がある。うどん酒場は東京では儲からないと言う人もいるけれど、それは規模や理想が高いからかもしれません。10席強の小さな店内なりの儲け方ってあるんだなあと、3年目の安定感を見せるこの店のスタイルに学ぶわけで。


この夜は主が不在ゆえ若いスタッフに酒をお任せ。一番最初に提案してくれた福岡の「若波」、軽やかな呑み口とおだやかな旨味が好印象。のち新政、飛露喜(ぬる燗)、山間と渡り、少々アテをつまんだ後は釜かけうどんにトッピング3種。このトッピングは別盛ですが、二人でシェアしても十分なボリウム。しっかり温まったカラダも東に帰る道中に冷めちまって、代々木近隣の人が羨ましかった夜。四国人はうどん好きやきに。

b0166747_21352852.jpg

[PR]
by t-jack2121 | 2014-01-21 08:36 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121