20131210 さら雪 澤の花

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定年後、小学校の用務員をしている常連さん。勤め人の頃から通い続け、今も気になるのか様子見と言って月に二、三度は店を訪れている。隣り合わせた初対面の客にも気さくに声をかけ、店主の人柄や料理を褒めて貶して笑いをとる。酔っ払うとただのスケベ爺になっちゃうんだけど、中高年女子にしてみりゃセクハラまがいもなんのその。そんなユルイ空気の中で、彼はしっかり店のファンづくりに貢献しています。


一方で、頼んでもないアテを勝手につくり、自分用に買った酒を勝手に注いで、ひと段落すると客に交じり酒を酌み交わす店主。料理やサービスを極め、しっかり稼ぐ体制が整えられた飲食店からすると、あり得ない事例で溢れています。とまれ、こんな店が街に一軒あると妙にココロが潤うものです。やがては主の壽命とともに消えゆくのでしょうが、若いころにマネしろって言ってもできない商い方だもんなあ。年を重ねてこそ、か。

勝手に出された今日の酒は、信州の「澤の花」純米吟醸、無濾過生原酒の初しぼり。
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by t-jack2121 | 2013-12-11 10:25 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121