20131106 正雪 天満月 純米大吟醸

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この店に行くと売り物の酒はほとんど呑みません。マスターは自分が呑みたい酒を買い、呑ませたい客と一緒に自身も楽しむ。そういう仲間の一人に加えてもらっているわけですが、おかげでボクも、ちゃんとした晩ごはんに行くというよりも、オヤジが元気か確認し新たに仕入れたうまい酒を訪ねて行く感じになりました。還暦を過ぎてなお、オヤジの酒に対する感覚は進化しているような気がします。ま、毎日呑んでりゃね〜っ。


〆の麺の一杯がひとりで食べられないもんだから、中高年の常連同士がシェアして食べているおかしな光景。ワイン酒場やバーには縁もなく、女将のいる小料理屋を基本線とし、追い出された後の〆の一杯を求めやってくるようなとっつぁんたち。そういう方々と話し観察するのも悪くない。虎ノ門にいた頃、酔っ払ったビジネスマンや役人をたくさん見て来ましたが、似たようなもんです。自分もね。


「天満月(あまみつき)」。昨晩の酒は、静岡の銘酒「正雪」の限定ヴァージョンとか。純米大吟醸だし、甘めの口当たりではあるのだけれど、喉越しにキレもありシュッとした印象。それにしても佳き名前ですね、空いっぱいに広がる満月という意の天満月。冷蔵庫でなく今の時期の外気温くらいが、上品で甘い果実香やふくよかさが解けるような気がします。上等な酒をいただいたおかげで、〆一杯をガマンできたので、とってもヘルシーな曇り空の夜。マスターにはそろそろ、燗酒の愉しみも覚えてほしいなぁ。
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by t-jack2121 | 2013-11-07 11:48 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121