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20130510 六六歳の写真家とよよぎあん。

20年近く前、郊外の焼肉店でキャンペーンを実施した時のこと。半径1.5キロ圏内にチラシを折り込むと期間中は大変なことになる…という還元内容を某コンサルの方と企画し、その準備に半年かけたことがあります。普通ならスグやろう!なのですが、この状態でお客がドドーンと来襲されても恥の上塗りで終わるだけ、最低限の接客ができる地力をつけるためには半年はかかる…という判断からでした。上々のキャンペーン結果はともかく、スタッフのレベルは期待通りには至りませんでしたが、もし今、同様の案件をいただいたら何ができるかなあ・・・。


先日読んだ本で今さらながら再定義できたこと、それは「接客」と「サービス」の違い。外食企業の方々とのMTGでその二つはたいてい同義語、接客サービスの一語で使われもしますが、敢えて言うと、お客が手や声をあげる前にお冷のおかわりをお注ぎすることがサービス、楽しくさせる会(対)話ができることが接客。「作業と仕事」の違いみたく、ボクはなるほどーと思いました。たしかに、よいサービスを提供する店はあっても、この店に今自分はいるんだ、と実感できるステキな接客を味わえるのは稀少ではないかと。


今日の料理はどうでしたか?と訊く。お客さんが話しやすいように話題をふったら、笑顔で聞く。料理を届けたら終わり、ソソクサと厨房方面に帰ってケツを向けてしまう…それって余りにモッタイナイ。サービスにしても「お水は氷抜きでねー」と伝えてもガリガリに氷を入れてくるツッコミどころ満載な店も世に多くございますが、今日一日、やってて良かったーと心から思えることをひとつだけでも見つけてほしいし、やっちまったなぁ~だとしても少しだけ良くしようとか、頑張ってほしいと思います。
20130510  六六歳の写真家とよよぎあん。_b0166747_17103028.jpg

20年来お付き合いのあるカメラマン氏との一献で、久しぶりにシゴトを取りにいかないかとお誘いを受けました。六六歳になった氏はソロソロ息子体制にしたいらしく、また依頼元の旧知の老舗企業も体制刷新を図りたいそう。世代交代…代替わり…。とりあえず入札には参加するけど、ボクら自身も微妙な年齢だし、同じことを考えねばならぬ時期もそう遠くないなと改めて思います。新視点でツクル、異世代をツナグ、次世代にツヅク、その価値インストールもセットにできるシゴトが叶えば良いけど、現実問題はコスト優先。じっくり聞いて訊く中で協業の機会に恵まれれば幸せですが、どーなることやら…。


さて、よよぎあん。この日は店主がGW中に採取した十種類近い山菜をいただきながら地酒あれこれ。この夜は先輩氏の話を聞くばかり、店主とほとんど会話できなかったので楽しさイマイチ。あとカウンターでタバコ吸うオヤジのマナーも悪かったな。注意したらヘイコラ謝ってたけど、灰皿位置を変えてまた吸ってやんの。二度目は怒る気もしなかったけど、吸いたくもない煙を吸わされる側のことも考えなきゃイイシゴトもできんがぜよ。

ま、今日のところは大目に見てあげるけとして、次に見かけたら・・・という間にソソクサと・・・帰っちゃった・・・ ・・・
by t-jack2121 | 2013-05-11 12:29 | 外で呑む。

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121