20130105 おせちのおもいで。

コドモのころ、おせち料理はたいてい晦日の晩あたりから作り始めていた。煮豆など乾物の浸水や数の子の塩抜きとか、時間を要するものから順次はじめ大晦日の午後はずっと作りっぱなし。親戚を始め来客も多く、結構な量を作っていたキヲクがある。夜になっても男どもは手伝わず、寝転がって紅白を観る傍らで作り続ける母と姉。ようやく一段落を迎えるのは除夜の鐘が終わる頃・・・我が家の昭和の正月準備。


元旦の朝は、家族全員がめいめいに整えられた膳の前に正座し、新年にあたってのひと言を父から授かったのち屠蘇をいただくことで始まります。その後、父と兄は麻雀にでかけ2日ほど戻らない有り様・・・でどこにも出かけられないから結局3日近く同じものを食べるわけで、本当に飽きてしまうのだ。とまれ、毎年よくもまあーと思うほどに一所懸命に作り続けていたおふくろさん、当時はホントごくろうなことで。


自立して実家を離れた今も、正月を迎える際は必ず1〜2品は母を真似てつくります。食材や調理法の意味がわからなくても、とにかくそれがないと正月気分にならないから。今年も実姉宅におじゃますると、彼女が整えたおせちに当時を思わせる風情がチラホラと垣間見える内容。母へはちょっと贅沢なおせちを毎年送っているが、そのぶんコドモたちは彼女を思い素朴でミニマムにシンクロ気分。これでちょうどよい。

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一所懸命に作ってくれた料理を、少しずつ取り崩すようにいただく。不足や不満を言うことなく、食と酒に心から感謝し、神と仏にありったけの願いを込める。そして普段の日常で、好きな時間に好きな人と好きな酒を楽しめることに感謝し、今年こそ人に対し謙虚でやさしくあろうと誓う。失ったものも多いけど、気楽な生き方を選んだ自分に対する戒めからもイロイロと物想うこと多い正月。ま、それもヨシとし。


今さら自身の器を大きくすることはできないけど、しっかりと器を磨き、そのサイズに見合う精一杯のサーヴィス精神を発揮して、目の前の人とシゴトを大切にしますと誓った昨日の初詣@神田明神。「俯瞰、率先、慎み」。今年はナニゴトにもこの視点で。人生まだまだヒヨッコ世代、若い世代とのコラボや昭和世代からの伝承も含め、ハゲる前にやること盛りだくさんな一年になりそうな予感。


どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
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Commented by nmzk at 2013-01-05 21:03 x
おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします\(^O^)/
Commented by t-jack2121 at 2013-01-07 09:41
nmzkさん、おめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたしますね〜!
by t-jack2121 | 2013-01-05 10:17 | ほんとに雑記。 | Comments(2)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121