20121120 セッションワークス2@Jeff Porcaro

『音楽を好き嫌いで楽しみ始めるのは誰もが通る処だが、たくさんの多彩なものに出会っていきながら、自分の美感と美観を育てるのは大切なことだ。
自分の嗜んでいるものにある、自分が“ここがいいなあ”と思う正反対の部分に感動をおぼえる人が必ずいることを識っていくこともできる。
そうすると例えば“飽きるなあ”って感想が“静謐でいいなあ”と思えるようになる。


一時は万事だから、そんな広い美感をもてたなら、違う思想や文化や価値観を寛容とか許容という、結局は自分から目線でしかない穏やかさの先の「敬意」や「同人性」にまで達することもできる。
それは評論家等が陥りがちな「系統化」することで冷静さと折り合いをつける、一見大人な立ち振る舞いも稚拙さの域を出ていないということも見えてくる。
当然、amazonやiTunesの感想投稿に時折見られる攻撃的で狭小な批判の幼稚さも見えてくる。


そして、その先では妥協ではない本来の「融和性」の実感を味わうことができる。そして…気づいたら「好き嫌い」ではなく「好きか、まだ理解できていない」という差別ではない「区分域」と謙虚さを持った目線で人にも接することができるようになる。
音楽で世界は変わらないが、音楽で、多彩な価値観を認める世界を目指す人を生み出すことは可能である。ガンジーやルーサー・キング、シェークスピア、ゲーテなど歴史上の偉人が何より音楽を大切にしたことの奥底でもある。。。』



上記文章は、先日購入した故ジェフ・ポーカロ「セッションワークス2」のライナーノーツにあった佐藤竹善(シング・ライク・トーキング)の寄稿文。トシを経て妙に共感したのでご紹介します。生きることも、仕事をすることも、日々セッション。1フレーズは一瞬、その一瞬に持てるチカラと個人的エッセンスをどれだけ詰め込めるか。熟れた年頃だからこそ役に立てることはまだまだあるのかも。

当アルバムも、「1」以上にナカナカなラインナップ。
(Sony Music Japan)




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by t-jack2121 | 2012-11-20 10:29 | ほんとに雑記。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121