20120321 粋な小技を身につけたい。

ボクが生まれた四国ではお遍路さんを見かけることが日常的で、小さい頃から「お接待」の場に触れることが多々有りました。お米や現金を渡したり食事やお茶をご馳走するほか、人によっては次の札所近くまでクルマで送ったり、家によっては泊めてあげたり。そうすることで自分の替りに代参してもらうことにもなるし、施す側の行にもなるそう。困っている人を見たらほっとけない、それが四国人気質。


先日、無料の経営相談で来た方に取り組み方からレシピまで丁寧に教えてあげたのに御礼の一言もないと、ある飲食店主から伺いました。世の中そんな人ばかりじゃ・・・、いやいや実はそんな人も多いです。人の話をじっくり聞いてくれる人と自分のことばっかり話す人、世の中うまくバランスがとれているのでしょう。それを気持よく繋ぐ言葉が、ありがとう、どういたしましての言葉なんじゃないかな。


金曜夜、虎ノ門で十年来の友人たちと呑む。徐に相棒氏が、電車の中で席を譲ろうとしたおばあさんからせんべいをもらった話を始めた。見ると信用金庫の現金用封筒の中に歌舞伎揚げが1枚。そのやりとりがメチャ可笑しかったんだけど、ふと、おばあさんはその封筒入りせんべいをいつも用意しているのではないかと思った。いわゆる関西でいうアメちゃんと同じ、その場を和ませるための必需品かもと。


人様のために常備するものといえば、ご祝儀やチップ用のポチ袋や千円のピン札などは良く聞きますが、封筒入りのせんべいの方がエスプリを感じちゃいます。いかにもコストかかってます的なモノだと、キザっぽくて逆にカッコ悪い感じだけど、ふとした笑いさえもたらす小技は年をとってこそできるのかもなあ。メガバンクでなくて信用金庫の封筒の方がより親近感が湧くしって、オチがシャレながぜよ。

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by t-jack2121 | 2012-03-24 16:16 | ほんとに雑記。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121