201201119 サメのしんぞう。

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水曜は某居酒屋でランチ構想について相談を受けました。女性向けに大戸屋っぽくするか、食後にコーヒーをセルフでつけるか、そんな感じのハナシ。一旦止めて、おいしいごはんと味噌汁という視点は?と訪ねてみました。ボクは食事性という言葉をよく使います。それは例えば一汁一菜+良質なタンパク質のような、食べる人を想ったおいしさと栄養バランスがある程度両立するイメージ。


かつて焼き魚、煮魚だけで勝負する定食屋がありました。付け合せの量感よりも何よりごはんがうまい。炊きあがりの時間を訊いて来る常連がいたり、社食を止めて店に糖尿病向けメニューを相談する人もいたり。ビジネスマンのお腹を満たすことは、本当は意義深いはず。社食本バカ売れの「丸の内タニタ食堂」で朝八時半に当日売りの整理券がなくなっちゃう事実からも学ぶことはあります。


ちゃんとしているなあと感じる店の後味。イイ店にはちゃんとした芯があると思います。昼も夜も変わらず、お客に対しきちんと向き合ってくれる安心感。だから、客の側も再訪問の形でお返ししたくなるもの。ボクたちのシゴトもそうありたいと思います。異なる土俵で頑張っている人に対しても失礼のないよう全力であたること。日に日にそういう想いが募る年となりました、恥ずかしながら。


夜、すしざんまい奥の院。いきなり、サメの心臓をアテにいかがですかと。肉で言えばハツかレバーに近い食感、臓物らしいミネラル感はあるが臭みはまったくない。血抜きを始め丁寧に処理され新鮮さが維持されているからこそかな。にぎり数貫、シメには納豆巻きスペシャル、ぬる燗二合半でゆるゆる懐にも優し。初競りの賑わいが薄れた店内は珍しく静か、スタッフ配置もミニマムの様子。
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by t-jack2121 | 2012-01-19 10:54 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121