20120110 ボクはなぜソコにゆくのか@銀座 ポール

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得意先でメニュー改訂の打合せ。こんな時に?と訊くと、仕入れの品が少しずつ高騰していることに加え客単価も減少傾向にあることがわかりました。他の店はどうですか?と訊かれ、立地と店舗規模、それに稼ぎ方が異なる業態と比べてもねぇと。銀座は人がいないもんなぁと嘆いても、通りを歩く人がいないだけで人があふれる店は有るし。問題課題は同じではないっすよ。


そうして価格がいじられる、500円の品が600円という具合に。原価アップ分以上を客に支払わせるわけです。品書きリストをダ〜っとみて、感覚で上げ下げ修正をしちゃう。外食企業での就労経験がある人は率を重んじるけど、お客一人から最低でもいくら粗利をいただけるような料理とサービスを提供しようという視点が、打合せをする中で失われていることに気づく。


新橋駅前で2千円以内で一杯やろうという人。週3で6千円、1ヶ月では24千円使いますが、それを4千円で月6度の店に変えてよ、とはなりませんよね。自店のファンになってほしい客層を厚くする取り組みや、ランチを含む一日の稼ぎを増やす知恵と努力が必要なはずなのに、そうした行動熱が感じられる小売や飲食店が少ないなあと、公私にわたり感じています。


手書きのハガキやブログ、ツイッターで様々な販促を体感し、いざ電話して、訪れてみると、予想に反し温度の低い対応でゲンナリした経験は誰でもあると思います。そんな思いをオレの店では絶対させないゾと、オレの店を出たあとでラーメン屋になんか行かせねぇゾと、ワックワクぅさせてよ〜的オーラを感じさせる店が増えてほしいです。客力ではなく、自力で。


さて、夜は今年初のポール。裏銀座で遅くに行ける店は少なく、ここも22時半エルオー。魚肉入りギョロッケと白ワインなどで一時間ちょっとの滞在、店仕舞い寸前ゆえか連休明けゆえか、その後の来客ナシなのが寂しい。アレ食べたいアイツの顔みたい、さてボクはなぜこの店に来るのか。近所の500円バーでグレンリヴェットのロックを一杯呑んで〆。思いに耽る夜。
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by t-jack2121 | 2012-01-11 09:30 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121