2011年2月1日 日本酒兼ネル@西新宿七丁目

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今年は原点回帰。一つは肝臓パーテーションの四割を清酒に割り当てる、なんて、あんまり意味がない宣言ですけどね。そしてもう一つ、懐にやさしい(一度のお会計が少なくても生涯支出的に見て多くなりそうな)良質なお店を探して学ぶこと(と言いつつ撃沈ス)。

新宿らしからぬ雰囲気が好ましく、裏新宿と呼びたい西新宿七丁目に、昨年十一月オープンしたばかりの日本酒兼ネル。ファサードもさほど目立たず、目的を持ち向かわねば見過ごしてしまいそうな裏通りにあります。さりとて、名店はこのような路地裏に佇むもの。

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ひとこと、潔い店内です。許可をいただき撮影したデータの明るいこと、逆にコントラスト調整を要するほど。清潔感に溢れ、きちんと酒に対峙できる空気感があります。店主は伊東利宗氏、自ら仰られるよう旨そうなお名前。辰年生まれ御年三十四歳、ご縁ですな。

とにかく、酒の品揃えが素晴らしい。肴は地酒バー以上、居酒屋未満といった品揃えかなと。それも今後根付くお客と相談しながら、徐々に進化すれば良いこと。なんともない肴も、目利きと最後のひと手間で絶品に変わるもの。その伸びシロは大きいと感じます。


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先ず一杯に微発泡のしっかり系「黒牛」旨し。東京「屋守」VS埼玉「亀甲花菱」の関東対決は後者の圧勝。若水という酒米を使用、後からグッとくるボディの太さに驚嘆。ラベルも色上質紙に墨一色という潔さに好感度大。燗酒でいただいた「武勇」も骨のある味。


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今宵の一番酒は「智則」。島根の銘酒月山を醸す吉田酒造の若専務の名を冠した酒で、数年前に「智」を呑んだ記憶があるが、よりたっぷり感が増強した美酒で今後注目は必至。

また「大倉彗星」(奈良・大倉本家)は酒米としては珍しい北海道産彗星を十割使用した熟成純米酒。十八BY、ほどよい熟成香を帯びた琥珀色、もちろんぬる燗でいただきます。


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あと、徳島おおさかやさん仕入れか、と思わせる品々も。つか、そのものでした。左は店主のコレクションとして見せていただいただけ、右の「芳水の責め」を燗にして〆。基本百cc六百円、品揃え内容からするとコスパ上上。しかも、保有酒は百五十本超だとか。


店主の人柄が表れた潔いお店の日本酒兼ネル。半分以上は趣味の店と言いながら、ウンチク好きの客人は苦手なそうな。そう、おいしく楽しく日本酒を味わうことが第一ですよ。



とっても良い酔い加減でホントの〆に讃岐うどん。久しぶりに東京麺通団であつかけ食べたけど、茹でたてと言いながら麺がばっつんパッツンぢゃん。おーい、ちゃんとしろ〜!
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by t-jack2121 | 2011-02-02 14:06 | 外で呑む。 | Comments(0)

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121