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陳麻家 銀座三丁目店

東京に初雪の報せが出た夜、未だ取引の無いお客が来社されデベ向け企画書作成の
依頼が。先方も初めてのこと、補佐する社員もおらず、なもんでワシが指名された。

依頼者は中華麺の製造卸をメインに飲食店も十数店経営されている、某県では結構
知られた企業の次期社長。経歴がユニークで若干年下の彼はとても熱く話も面白い。

彼に麺について訊く。巷で三〇〇円を切るラーメン店が急増中だが、一部チェイン
では麺にデンプン(米やタピオカ)を多用しているとか。安くてコシも保てるそうな。

まあ、冷凍うどんも同様。茹で上げ数十秒の裏にはワケもある。世間が旨いという
モノ全てが真っ当なレシピであるとは限らないし、それで良いという層も多いのだ。

食べてわかるかと聞かれれば、ワシは何となくねとしか言えないわ。が、できれば
麺屋としての矜持をもった店で信じて食べたい。彼の会社の麺は、小麦百%である。

そんな裏話をしていると麺を食べたくなった。紹興酒が呑めて野菜がつまめ締めに
麺が食えて、二二時過ぎ、寒いから駅近く・・そんな検索ワードじゃ見つからんて。

てなことで陳麻家。熱いのカッと呑んで、適当に油っぽい皿をつまんで担々麺で〆。
タンタンは「担々」で「坦々」ではない。手ヘンです。Wikiでその由来ご確認を。

客層は近隣ビジネスマンとOL、呑み比率は高め。ツマミ類は安いけれど、調理効率
重視のためか料理とは呼び難い。ちなみに、この店の麺はちゃんとした中華麺です。

しかし、味は単調で麺との絡みイマイチかな。内装や訴求物の雰囲気はあるけれど、
いろいろ言い過ぎて薄っぺらく感じるのは職業柄ゆえかな。ワシも気をつけよっと。
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by t-jack2121 | 2010-01-13 09:18 | 外で呑む。

蕎麦の笊に顔を埋めて堕ちたことをネタにされています


by t-jack2121