2009年 12月 09日
噂の、もつ焼き処 赤坂もつ千
夏頃か、赤坂にある得意先周辺の飲食店をネットで調べていた時、
相棒が偶然見つけた超脱力系店のぐるなびに声を上げて笑った。
これがそのサイト。写真のキャプションなどツッコミどころ満載。
その店、はてなブックマークで大変に話題となっただけでなく、
「ありえへん∞世界」なる番組で「テンション不明のもつ焼き屋」
としても取り上げられたとか。この時点でまず、戦略勝ちである。
だが、大評判の割に実際訪れた人の書き込みは意外と少ないし、
ずっと気になってたし、ならばワシがこの目でとついに訪問する。
火曜の夜21時過ぎ、店内はほぼ満席の大盛況である。
カウンターが空いており着席すると、そこには二名ごとテープで
仕切った「境界線」なるものを発見。なるほど、電車の座席定数の
アナウンスよろしく、きちんと座れるような配慮ということかいな。
隣客と肩が触れ合うくらいのピッチだが、ここの価格は二九〇円と
三九〇円が主。そういう業態だし、それはそれで気にはならない。
客層はというと、二〇代から六〇代まで満遍なく女性も多いようす。
件のぐるなびの通り、スタッフはヤル気ゼロなのかと見回すけれど
いやいやナカナカ、みなさんキビキビと動きが良い。
皿の向きで見栄えが悪いッすが、秋刀魚とタコの刺身、それぞれ
五切れずつ、各一九〇円カッコ税別。なんというか、コスパどうこう
いう次元を超越する感さえ。同業他社に比してインパクト大。
悪くはない。一九〇円カッコ税別にしては文句などない状態である。
最初のつかみが良いもんだから、たくさん頼んでみたい心境になる。
酒もいろいろ。清酒は四種、陸奥八仙純米大吟醸が一合五九〇円、
八海山本醸造が四九〇円、それぞれカッコ税別なり。各二合ずつ、
二人で呑んだが、呑むよりつい食べるウエイトが多くなちゃう。
煮込みもイイ味、三九〇円でこのボリュームはまこと見事。品書きを
見ればそれなりにマージンミックスされた値付けであることがわかる。
青唐辛子豆腐、ねぎタン塩焼き、オクラ山芋おかか和え、温野菜の
アンチョビソース、春菊ナムルを次々平らげても、アテだけで八種を
頼んで二三二〇円。スンゲー安いから、あとで串焼三本ずつ追加。
肝心のお味だが、概ね良好である。素材や調味料にかける原価は、
売価から想像できるとおりだが、丁寧に作られた感じがどの品にも
しっかりと表れており、品数を考えると感心せざるを得ない。
店を出る頃も客入りが後を絶たぬ。クチコミの影響も大きかろう。
誰もやらぬ、一見リスクを背負った手法に学ぶべきことも多い。
あれこれ盛ったり自慢ばかり訴求するサイトが殆どだが、内容が
伴わぬ店も多々。その意味でここはある意味でサプライズ満載。
サイトを見て行きたいと感じる方ばかりではなかろうが、ワシら
まんまと引っかかった。だが見てから行くと、初訪は面白いハズ。
ヤラレタって思うか、マジマジと納得してしまうか、どちらかでっせ。
過去にはこんな記事もかかれたり、その道のプロにも人気です。
相棒が偶然見つけた超脱力系店のぐるなびに声を上げて笑った。
これがそのサイト。写真のキャプションなどツッコミどころ満載。
その店、はてなブックマークで大変に話題となっただけでなく、
「ありえへん∞世界」なる番組で「テンション不明のもつ焼き屋」
としても取り上げられたとか。この時点でまず、戦略勝ちである。
だが、大評判の割に実際訪れた人の書き込みは意外と少ないし、
ずっと気になってたし、ならばワシがこの目でとついに訪問する。
火曜の夜21時過ぎ、店内はほぼ満席の大盛況である。
カウンターが空いており着席すると、そこには二名ごとテープで
仕切った「境界線」なるものを発見。なるほど、電車の座席定数の
アナウンスよろしく、きちんと座れるような配慮ということかいな。
隣客と肩が触れ合うくらいのピッチだが、ここの価格は二九〇円と
三九〇円が主。そういう業態だし、それはそれで気にはならない。
客層はというと、二〇代から六〇代まで満遍なく女性も多いようす。
件のぐるなびの通り、スタッフはヤル気ゼロなのかと見回すけれど
いやいやナカナカ、みなさんキビキビと動きが良い。
皿の向きで見栄えが悪いッすが、秋刀魚とタコの刺身、それぞれ
五切れずつ、各一九〇円カッコ税別。なんというか、コスパどうこう
いう次元を超越する感さえ。同業他社に比してインパクト大。
悪くはない。一九〇円カッコ税別にしては文句などない状態である。
最初のつかみが良いもんだから、たくさん頼んでみたい心境になる。
酒もいろいろ。清酒は四種、陸奥八仙純米大吟醸が一合五九〇円、
八海山本醸造が四九〇円、それぞれカッコ税別なり。各二合ずつ、
二人で呑んだが、呑むよりつい食べるウエイトが多くなちゃう。
煮込みもイイ味、三九〇円でこのボリュームはまこと見事。品書きを
見ればそれなりにマージンミックスされた値付けであることがわかる。
青唐辛子豆腐、ねぎタン塩焼き、オクラ山芋おかか和え、温野菜の
アンチョビソース、春菊ナムルを次々平らげても、アテだけで八種を
頼んで二三二〇円。スンゲー安いから、あとで串焼三本ずつ追加。
肝心のお味だが、概ね良好である。素材や調味料にかける原価は、
売価から想像できるとおりだが、丁寧に作られた感じがどの品にも
しっかりと表れており、品数を考えると感心せざるを得ない。
店を出る頃も客入りが後を絶たぬ。クチコミの影響も大きかろう。
誰もやらぬ、一見リスクを背負った手法に学ぶべきことも多い。
あれこれ盛ったり自慢ばかり訴求するサイトが殆どだが、内容が
伴わぬ店も多々。その意味でここはある意味でサプライズ満載。
サイトを見て行きたいと感じる方ばかりではなかろうが、ワシら
まんまと引っかかった。だが見てから行くと、初訪は面白いハズ。
ヤラレタって思うか、マジマジと納得してしまうか、どちらかでっせ。
過去にはこんな記事もかかれたり、その道のプロにも人気です。
by t-jack2121
| 2009-12-09 18:21
| 外で呑む。